未だにコロナの影響が消えない中、6/26に明るいニュース!
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html
5/29に「効果については検査見送り」となった次亜塩素酸水。
はい、6/26に、NITEが
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国立感染症研究所
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学校法人北里研究所
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国立大学法人帯広畜産大学
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国立大学法人鳥取大学
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一般財団法人日本繊維製品品質技術センター
という錚々たる研究機関との共同で進めていた、
「新型コロナウイルスを用いた
検証試験結果についての最終的な報告」
が取りまとめられました!
リンクも貼っておきますが、こちらにも転載します。
~ ここから引用 ~
(1)界面活性剤は次の9種を有効と判断しました。
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
・純石けん分(脂肪酸カリウム(0.24%以上)
・純石けん分(脂肪酸ナトリウム(0.22%以上)
(2)次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。
・次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上
なお、今回の検証結果を踏まえると、
次亜塩素酸水の利用に当たっては以下の注意が必要であることが確認されました。
①汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
②対象物に対して十分な量を使用すること
~ ここまで引用 ~
次亜塩素酸水の注意事項は、以前ブログで書いたものと同じですね。
また、NITEのページにも記載されております通り
「物品への消毒に活用できます」
噴霧による空気中のウイルス・菌の消毒は、勧められていません。
ご注意ください。
また、アルコール代わりとして、手指に次亜塩素酸水を使う場合。
使い方に注意しましょうね。
アルコールの様に、
「スプレー一吹きシュッ!」
では効果がありません。
理想はかけ流し。
スプレータイプなら、液がしたたり落ちる程度に使用。
また、販売されている次亜塩素酸水の原料も注意。
未だにネット上では、次亜塩素酸水に別の酸性物質を混ぜて販売している業者も。
これは、厚生労働省が禁止している物です。
特に
次亜塩素酸ナトリウム
クエン酸
pH調整剤
と記載されている物を混合している場合、その製品はやめましょう。
以前にもリンクしましたが、説明されているページをもう一度貼ります。
https://amanodental.com/periotreat-new-coronavirus-hocl-water.htm
今回の検査結果では、次亜塩素酸水の有効濃度も判明しました。
お買い上げや、配布を受け取る際は、濃度を確認しましょう。
次亜塩素酸水を配布されている自治体や整骨院が多いですね。
保存方法と使い方を間違えると、効果がありません。
必ず各配布先の指示や、厚生労働省の注意書きに従って使用しましょうね。
環境消毒は、やり方を間違えると、人体に有害です。
きちんと専門家の指示に従い、時には専門家に任せることも必要です。