関東もとうとう梅雨入りしましたね。
梅雨入りすると気になるのが、頭痛。
特に女性の体は敏感で繊細です。
以前から、気候の変化で起きる体調不良を
「気象病」
と呼んでいました。
現在では、愛知県医科大学の佐藤純教授が
「
天気痛外来」
を開設するほど、広く知られています。
周囲にそういう方がいらっしゃる場合ですが…
天候の変化で彼らの具合が悪くなるのは、決して
「怠けてる」「さぼり」
ではない、という事を、どうかご理解ください。
「どんな症状で、どんな対策が必要か」
は、医師の診断が必要です。
必ず診察してもらいましょう。
リラクゼーションサロンや整骨院に
「医師から出されている、運動やストレッチ等の指示」
を見せて、改善に役立てましょう。
そして、そんな時期に体調を整える栄養素。
特に、女性に必要なミネラルをご紹介。
ビタミンもミネラルも、バランスよく摂りましょう。
これが前提なんですよ。
栄養素は特定のものだけ摂取しても、効きません。
サプリメントの数量は、少ない方がいいです。
サプリメントの摂取は、肝臓に負担がかかりますからね。
ですから、サプリメントを利用される場合は
「マルチビタミン&マルチミネラル」
のものがおすすめです。
さて、具体的におすすめのミネラルですが…
メリットと、過剰摂取によるデメリットがこちら。
1:カリウム(1日目安mg 女性2000、男性2500)
メリット
ナトリウム(塩分)の排出促進、むくみ防止
筋力低下や筋肉痛・筋肉痙攣の予防、便秘予防
自律神経を整える、麻痺性腸閉塞の予防
過剰摂取のデメリット
嘔吐、しびれ感、知覚過敏、脱力感、不整脈
2:カルシウム(1日目安mg 女性550、男性600)
メリット
骨・歯の強化、細胞分裂・分化、筋肉収縮の抑制
神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進、老化防止。
過剰摂取のデメリット
高カルシウム血症、高カルシウム尿症
軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん
他のミネラルの吸収阻害
3:鉄分
(1日目安mg 女性月経期6.5非月経期5.5、男性6.0)
メリット
鉄欠乏性貧血・糖尿病の予防、疲労感の軽減
運動機能の低下予防、免疫機能低下予防等
過剰摂取のデメリット
鉄沈着症、非ヘム鉄過剰摂取で便秘・胃部不快感等
鉄分は吸収されにくい性質を持っています。
吸収率は10%程度。
また、夏のおすすめおやつには、ところてん。
ところてんにはカルシウム、カリウムだけではありません。
水溶性・不溶性食物繊維と、保存液の酢水でクエン酸も摂れます。
外で汗をいっぱいかいた時は、酢と醤油のタレで。
夏バテで元気がでない時は、フルーツビネガーにはちみつを加えて。
実は栄養素だとは言え、過剰摂取すると害があります。
この辺りは、以前もブログで取り上げました
「施術を受けすぎるのはよくない」
と同じです。
特に全身の施術は、筋肉が傷つく場合もあります。
ですから、最低2、3日は空けるのがいいですよ。
逆に、「毎日受けても大丈夫な施術」もあります。
ペンペンの施術ですと、
リフレクソロジー
腸・子宮リンパケア
こちらの2種類は、毎日受けても大丈夫です。
何事も
「やりすぎるのは、やらないのと同じ」
だと思って、適正な量を心がけましょう!